ディーゼルは今買うべきなのか? 燃費◎で力もある環境車 逆風の中で未来はあるか

欧州車を中心に設定されてきた「クリーン・ディーゼル」が逆風に立たされています。ハイブリッドと同様に、環境対応技術として推進されてきたディーゼルに未来はあるのでしょうか。

メリット多大なディーゼル でも結局はコスト…?

 それを考察する前に、ディーゼル・エンジンとは、どのようなものかどうかを振り返ってみましょう。

 まず、ディーゼル・エンジンの良いところは何でしょうか。ざっと挙げれば、以下のようになります。

・低回転で大きなトルクが出る=大型で重いクルマに向いている。

・トルクが大きいから、低回転でも高速走行ができる=高速巡行中のエンジン回転数を低く抑えることができる=快適。

・燃費向上の余地が大きい。

・原油を精製する過程で、軽油ができるので、それを使わないのはもったいない。

・軽油は安くて経済的。

 続いてはデメリットです。

・排気ガスをきれいにするのが大変=浄化装置が必要で、お金がかかる。

・不快な音や振動が大きい=対策にお金がかかる。

・現状の燃費性能では物足りない=さらなる性能向上が必要。

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フォルクスワーゲン8代目ゴルフ。2022年1月にディーゼルモデルが追加された(画像:フォルクスワーゲン)。

 ちなみにディーゼル・エンジンの燃費性能向上の方策にハイブリッド化があります。ガソリン・エンジンと同様にディーゼルもハイブリッド化すれば、飛躍的な燃費性能向上が期待できるのです。

ただし、もともとディーゼル・エンジンは高いという悪条件があり、それにさらにハイブリッド化をすれば、もっと高くなってしまいます。つまり、ディーゼル・エンジンの最大の問題は“高コスト”ということでしょう。

【意外と多かった! 日本車の「ディーゼル車種」ラインナップ】

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