高速チョイ乗りで大幅時短! 価値ある「神区間」東京圏5選 お値段0~490円

高速道路を1区間か2区間だけ利用--日常的な移動ではためらわれるかもしれませんが、それにより、かなり所要時間を短縮できる場合があります。そんな東京圏の「神区間」を紹介します。

ありがたい! 橋の区間だけ高速利用

 日常的な移動で高速道路を1区間か2区間だけ利用するのは、抵抗があるかもしれません。しかし、それにより所要時間をかなり短縮できるケースもあります。今回は東京圏の高速道路で価値ある“チョイ乗り区間”を5つ紹介します。

京葉道路:篠崎IC~京葉市川IC

 京葉道路で東京都江戸川区と千葉県市川市を隔てる江戸川を渡る区間です。並行して一般道の橋がないため、この橋を利用しないと大きく迂回を強いられます。

 実は、この区間だけの利用は無料です。京葉市川の先の原木ICまで利用すると料金がかかります。京葉道路にはほかにも無料区間が存在しますが、それは現地の条件から料金所を作れないためで、NEXCO東日本は“やむなく無料”としています。

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京葉道路の篠崎IC。京葉市川ICまでは無料で通行可(ドラレコ画像)。

第三京浜:玉川IC~京浜川崎IC

 こちらも都県境の多摩川を渡る区間です。早くに建設された第三京浜は他の高速道路よりも料金体系が割安で、この区間のみの利用は普通車でたった50円。やはり並行する一般道の橋がないため、ここを利用しないと大きく迂回を強いられます。

 ただ現在、この橋の1km下流側で、目黒通りから連続して川崎市へ渡る一般道の橋が建設中です。

常磐道:三郷料金所スマートIC~流山IC

 一方、埼玉県と千葉県を隔てる江戸川を渡る区間ですが、こちらは普通車で230円かかります。この区間が効果を発揮するのは、3.5kmほど下流に架かる、三郷市と流山市を結ぶ一般道で唯一の橋「流山橋」が渋滞しているときです。交通が集中する流山橋は、“動かない渋滞”に見舞われることがあります。

 三郷料金所スマートICは2008(平成20)年に開設され、2020年には大型車も利用できるようになりました。ちなみに現在、この常磐道の橋と流山橋のあいだに新たな橋「三郷流山橋」を建設中ですが、これは有料の橋になる予定です。

【5つの「チョイ乗り神区間」地図で見る】

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3件のコメント

  1. 幕張IC→花輪ICも載ってるかなと思ったら書かれていなかった。検索では0円と出てるしカーナビも無料ルートとして表示されるので、おそらく0円だと思うのですが理由が分かりません。下道扱いだったり?

  2. 京葉道路は、上りは武石→花輪、下りは幕張→武石が、料金所がなく無料です。
    無料区間内にパサール幕張(PA)があります。
    下りの花輪は後から増設した時、料金所設けたので有料です。

  3. 小田厚の大磯二宮間も無料