北海道新幹線の赤字拡大、約100億円に 新型コロナの影響減で営業収益は回復も

かさむ線路の修繕費……。

営業収益は依然2019年度の半分以下

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北海道新幹線のH5系電車(画像:写真AC)。

 JR北海道が2022年3月9日(水)、2021年度第3四半期(4~12月)の収支状況を発表。これによると、北海道新幹線(新青森~新函館北斗)の営業損失が昨年に続き拡大しています。

 損失額は99億7700万円。前年比では3億8100万円、前々年比では45億300万円拡大しています。理由については、車両の減価償却費が減少した一方で、線路の修繕が増加したことなどを挙げています。

 なお営業収益は、新型コロナウイルス感染症が一部で落ち着きを見せたことから利用が回復し、前年比3億1000万円増加の35億2200万円でした。とはいえ、2019年度と比較すると半分以下の収益額です。

【了】

【グラフで可視化】かさむ営業費用

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コメント

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2件のコメント

  1. 本州側で頑張っても東京〜札幌4時間切れるのか?所要時間はクリアしても飛行機と違って閑散期にも運賃料金引かないだろうし、東海道のリニアもそうだけどどれだけ航空のシェアを奪還することができるのか、カーボンニュートラルなんて夢のまた夢…

  2. そもそも、JR北海道に新幹線を運用するような、資格も資力も無い。最初から無理で無謀なことでしたよ。丁度、今のプーチン・ロシアがウクライナで泥沼の苦戦を続けているようにね。。。、