新東名の新規区間 GW渋滞回避に使える? 新秦野~新御殿場は未開通 下道はどうか
GW期間中は上下線とも渋滞 新東名効果アリ?
では、実際に新東名と一般道を活用した場合、どのように渋滞を避けることができるのでしょうか。
GW期間中、東名下り線では秦野中井IC付近を先頭に最大約20km、通過に最大約50分かかる渋滞が発生すると予測されています。
仮に秦野中井ICから渋滞が20kmとすると、約10km手前の伊勢原JCTを過ぎ、海老名JCT手前まで延びることになりますが、前出の通り伊勢原JCTから新東名に入り、新秦野IC~国道246号~大井松田IC(東名に戻る)という迂回も可能。所要時間情報などを見ながら使い分けたいものです。
上り線はどうでしょうか。GW期間中の東名上り線は、大井松田IC~御殿場IC間の都夫良野トンネルを先頭に最大約20km、通過するには最大約50分かかる渋滞などが発生すると予測されています。
御殿場市の新東名促進課によると、新御殿場IC周辺は、開通以降、それほど混んでいないといいます。大井松田IC~御殿場IC間の渋滞回避に新御殿場ICから国道246号を使い大井松田ICへ、あるいは、その先の渋滞状況によっては新秦野ICまで行き新東名を使うか選べます。いずれも時間短縮になる可能性がありそうです。
一方、東名の御殿場ICや周辺市街地は、近くに大型のアウトレットモールなどがあるため混雑が顕著です。それもあり、前後の足柄SAや駒門PAにスマートICが整備されてきました。東名の静岡方面から渋滞回避のため、御殿場周辺で降りて国道246号を利用する場合、御殿場ICではなく駒門スマートPAで降りると国道246号がすぐです。
【了】
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