新特急「かささぎ」「リレーかもめ」9月23日デビュー 西九州新幹線開業に合わせ誕生

長崎行きの在来線特急は全廃されます。

長崎行き特急の廃止を補完

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「かささぎ」「リレーかもめ」に使用される885系電車(恵 知仁撮影)。

 JR九州は2022年6月10日(金)、西九州新幹線の開業にともない、新たな特急列車「かささぎ」「リレーかもめ」を運行開始すると発表しました。

 西九州新幹線の先行区間、武雄温泉~長崎の開業はことし9月23日。新幹線の愛称名は「かもめ」です。山陽新幹線・九州新幹線とのアクセスを図るため、今回新たに、博多~武雄温泉をむすぶ在来線特急「リレーかもめ」が誕生します。この「リレーかもめ」は、武雄温泉で、西九州新幹線と対面乗り換えができます。使用車両は、885系(6両編成)、787系(8両編成)です。

 さらに、佐世保方面へ向かう特急「みどり」「ハウステンボス」のうち、武雄温泉で新幹線と接続する列車は、「みどり(リレーかもめ)」「ハウステンボス(リレーかもめ)」となります。使用車両は、885系(6両編成)、783系(8両編成)です。

 また、西九州新幹線の開業で、長崎方面への在来線特急はすべて廃止。佐賀~諫早間の特急停車駅である肥前山口駅(江北に改称予定)・肥前鹿島駅を救済するため、博多から肥前鹿島までをむすぶ新たな特急「かささぎ」がデビューします。1日7往復と、佐賀発着の区間便上り2本・下り1本が設定されています。

「かささぎ」に使用される車両は、885系(6両編成)、787系(6両編成)、787系(8両編成)、783系(8両編成)です。「かささぎ」の愛称名の由来は、佐賀県の県の鳥であることから、地域に愛される特急列車として活躍してほしいという願いが込められています。

 新幹線の開業により、博多~長崎間は最速80分で結ばれます。

【了】

【「かささぎ」「リレーかもめ」の運行体系】

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コメント

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3件のコメント

  1. 在来線を新幹線区間に乗り入れればいい。
    さもなくば、永久にこのまま。

  2. 写真5・6枚目の説明で「885系電車」となっていますが…
    訂正をお願いします。

    • ご指摘ありがとうございます。
      修正いたしました。