首都圏を守る! 切り札は「ペトリオット」航空自衛隊第1高射群の役割 災害派遣も

北朝鮮の弾道ミサイルの脅威が高まるなか、認知度が急速に高まったのが地対空ミサイル「ペトリオット」PAC-3。これを運用するのが航空自衛隊の高射部隊です。なかでも首都圏の防空を主任務とする第1高射群を取材してきました。

運転操作には慎重さと声がけが必須

 第1高射群は、指揮を執る群本部のほかに、高射隊の戦闘を指揮統制する「指揮所運用隊」、各種機材の整備やミサイルなどの補給を担当する「整備補給隊」、そして実際に「ペトリオット」発射機(ランチャー)などを運用し、戦闘を行う第1から第4までの4つの「高射隊」、合計6個隊からなっています。

 このうち群本部とともに入間基地に所在するのは、指揮所運用隊、整備補給隊、第4高射隊の3個隊のみで、第1高射隊、第2高射隊、第3高射隊については各々、習志野(千葉県船橋市)、武山(神奈川県横須賀市)、霞ヶ浦(茨城県土浦市)の各分屯基地に配置されています。

 このほかに、前出のとおり市ヶ谷基地に分遣班を派出するなどしているため、地図などで見てみると、首都圏を守るように高射隊が置かれていることがわかります。

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トレーラーヘッドを切り離し、射撃姿勢をとった「ペトリオット」発射機(柘植優介撮影)。

 今回、入間基地で見せてもらったのは第1高射群第4高射隊の「ペトリオット」発射機の陣地進入の様子。基地の一角に設けられた射撃陣地にトレーラー型の発射機が自走してきて、トラクター(トレーラーヘッド)を切り離したのち、ランチャーを上げて射撃準備を完了するまででした。

 運転を担当する隊員に話を聞いてみたところ、運転席は高いので見晴らしは良いものの、トレーラー構造のため、狭い道を走るときや曲がる際に気を使うとのこと。また後ろが見にくいため、バックの際などは同乗する隊員とともに周囲に気を配り、慎重な操作が求められるということでした。

 実際、陣地進入の際は、いったん車を停めると、すかさず同乗する隊員2名が車から降り、ふたりで周囲の安全を確認しながら車両をバックさせていました。また動作の節々で必ず大きな声で意思疎通をとりながら確実な操作を心掛けていたのが印象的でした。

【ミサイルをゆるキャラにしちゃった!?】第1高射群の「パックさん」ほか 写真で見る

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コメント

1件のコメント

  1. 「弾道ミサイルの迎撃が可能」

    ?出来たっけ?

    現在配備されてるPAC-3では弾道ミサイルは迎撃出来なかった記憶があるんだけど

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