西鉄の路面電車ついに引退へ 筑豊電気鉄道へ渡った2000形 老朽化で11月に運行終了
筑鉄に来て45年。
7月から引退ツアーを実施
福岡県の北九州市と直方市を結ぶ筑豊電気鉄道で使われる2000形電車が、2022年11月7日(月)をもって引退します。
同電車は元々、現在は廃止されている福岡・北九州両市内で、西日本鉄道が運行していた路面電車です。1977(昭和52)年7月、筑豊電気鉄道に譲渡、のち改造されました。同社に移籍後も45年にわたって使われてきましたが、老朽化が進行。なお2000形の運行終了をもって、当時路面電車として運行されていた車両は全て引退となります。
筑豊電気鉄道は、7月から11月にかけて「2000形引退ツアー」を実施。同電車を貸し切り、運転体験や写真撮影、ペーパークラフト製作などが楽しめます。
また参加者には、限定記念品として「2000形オリジナルnimoca」やオリジナルパスケースが贈呈されます。
筑豊電気鉄道は「2000形車両をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。最後の勇姿をぜひご覧ください」としています。
【了】
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