ANA大型貨物機「777F」の“愛称”のナゾ 名付け親が初告白! “青い鳥”だけじゃない納得の理由

「ブルージェイ」=ANAの777Fがピッタリすぎた!

 CHAOさんは続けます。

「食べ物をくわえた鳥は、すぐにそれを食べるのではなくて、リスのようにいろいろなところに隠すんです。とある場所に隠し終わったらまた飛んで来て、次回は違う方向にいって……というのを繰り返すんですよね。多分、冬など食べ物が少ないときなどに備えたもので、『将来のために』ということだったんでしょうね」

「その鳥の姿を見たあとで、仕事で貨物専用機を眺めていたら、貨物をもって(搭載して)違う空港にいっては、拠点に戻り、また違う空港へ貨物を持っていく……という忙しく動き回るさまが、『あの鳥の動きと似ているな』と思ったんです。新型貨物機に『ブルージェイ』と名付けようと提案したのは、そういった経緯からでした」

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ANAのボーイング777F「BLUE JAY」の胴体後部には”青い鳥”が描かれている(乗りものニュース編集部撮影/)。

 同氏によると、「ブルージェイ」という名前がANAの777F貨物専用機にぴったりな理由はまだあるとのこと。それについては、次のように話します。

「『BLUE』はANAのコーポレートカラーと一致しますし、『JAY』は“JAPAN”の意味にもなります。しかも空を飛ぶ“鳥”です。そしてANAが当時大型貨物機である777Fを入れたのは、『将来のために』です。この名前は、すべてが一致するんです」

 ちなみに、鳥の「ブルージェイ」との出会いについては、後日談があったよう。同氏はそのいきさつを次のように話しました。

【座席あるの!!??】徹底解剖! ANA「777F」の機内へ潜入(27枚)

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