ANA大型貨物機「777F」の“愛称”のナゾ 名付け親が初告白! “青い鳥”だけじゃない納得の理由

実はありました 「ブルージェイ」物語の後日談

「ただ、実は私たちが『ブルージェイ』だと思っていたのは、実は同じ仲間ではあるものの、『カリフォルニア・スクラブ・ジェイ(California scrub jay)』という違う鳥だったようだ、というのが後でわかりました。カリフォルニアには、ブルージェイはいないはずなんですよね……ただ行動パターンは2種ともにほとんど同じようです。本物のブルージェイを見せてもらったんですが、私達が見たものよりもっとキレイでした」

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ロサンゼルス国際空港で貨物を積み込むANAのボーイング777F「BLUE JAY」(松 稔生撮影)。

 CHAOさんが名付けたANAのボーイング777F「ブルージェイ」は、従来同社で用いられてきた貨物専用機「ボーイング767F(BCF)」よりも、搭載貨物の重量や大きさ、そして航続距離が大幅にアップしています。

 とくに新型コロナウイルス感染拡大下で貨物需要が大きく伸びた現況では、その特徴を活かし“大車輪”の活躍を披露。名付け親が待つロサンゼルスには、2021年に臨時便として初飛来したことを皮切りに、2022年6月現在では、成田~ロサンゼルス線が定期便化されています。ANAの「青い鳥」は、さまざまな人の思いが詰まった貨物をくわえて、日常的に“親元に帰れる”ようになったといえるでしょう。

【了】

【座席あるの!!??】徹底解剖! ANA「777F」の機内へ潜入(27枚)

Writer: 松 稔生(航空ライター)

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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