新潟の短絡線「北越急行」時短効果は健在? 青春18きっぷ旅に組み込んだら“難題解決”か
ほくほく線を使うと「東京から日帰り乗り通し」可能になる路線とは
JRとは別途運賃のかかる、ほくほく線。これを行程に組み込むことで、青春18きっぷ旅の自由度は大きく高まります。
まず、東京から日帰りで大糸線の乗り通しが可能となります。6時台の高崎線に乗り、上越線の越後湯沢からほくほく線に乗り換えることで、糸魚川には昼過ぎに到着。13時台の大糸線の列車に乗車し、松本を経て深夜に新宿駅へ到達できます。
また、飯山線を旅行したい場合も便利になります。東京を早朝に出て、上越線の越後川口で飯山線に乗り換えると、長野へ到着するのは最速で17時前です。しかし、上越線の六日町駅からほくほく線で十日町駅までワープすると、2時間前の飯山線の列車に接続でき、14時半には長野駅へ到達できるのです。
ちなみに、新潟県内から東京へ帰ろうと上越線を南下する場合、越後湯沢~水上の県境区間がネックになります。夕方には終電を迎えてしまうからです。直江津駅からこの早い終電に間に合うようにプランを組むとき、北越急行でショートカットすれば、JRで柏崎方面を回るより、1時間遅く出発ができます。
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