巨大機「A380」3号機&羽田T2「封印されしエリア」復活はいつ? ANA社長に聞く国際線の展望

新型コロナ感染拡大による大幅減便から徐々に復調を見せる国際線航空便。ANAの井上社長はどのような未来を描いているのでしょうか。A380の全機復活や羽田の第2ターミナル全面再開の予定など、その状況を聞きました。

カギの水際対策、海外と日本では “ズレ”あり?

 日本と海外との往来が以前のような活況を取り戻すカギのひとつが、水際対策のルールの見直しです。2022年11月現在、日本入国には、ワクチン接種3回の接種証明、その接種回数に満たない場合は、帰国前にPCR検査を受けなければならず、後者のケースでは1人あたり数万円の検査費用を要します。

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羽田空港第2ターミナル国際線エリア(乗りものニュース編集部撮影)。

「今年の5月に岸田総理が(水際対策を)G7なみ(日本、米国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダ)にするとおっしゃっていましたが、ほかのG7加盟国でもワクチン接種は2回がスタンダードです。そのG7なみの基準にあわせていただければ、海外の方も『(ほかのG7加盟国)と一緒だな』と思っていただけるのではないかと思います。(日本入国者にとっては)ストレスもありますし、人の往来が活発にならないと経済も回りません。これまでの7回の“波(感染ピーク)”を経験したことでいろいろな知見も蓄えているでしょうし、それを生かしてやれるんじゃないかと思います」

「しかし、水際対策の緩和後(12月から1月の)日本発のお客様が2倍、海外発のお客様が5倍に増えており、効果はあると思います。3000万人のインバウンドのお客様が来た場合の経済効果は5兆円とされるように、影響は大きいんです。円安もあることですし、G7なみの水際対策にすればもっと来ていただけるのではないかと思いますので、ぜひ早期に実現していただきたいと思います」

※ ※ ※

 今回井上社長は、ANAが主催し、ハワイ文化の継承や環境保全をテーマとした文化交流などを図る音楽イベント「ANA ‘Aha Mele(ANAアハメレ)」のためにホノルルへ。「やっぱりリアルだなと!オンラインもいいですが、やっぱり来てみると五感に訴えるものがありますよね。やっぱり来なきゃだめだなと私自身が思いました。リアルの素晴らしさを日本、そしての皆様にお伝えしていきたいと思います」。井上社長は、今回のホノルル渡航を次のように振りかえっています。

【了】

【写真特集】未踏の「A380」3号機&ほぼ未踏の「羽田T2国際線エリア」の内部とは

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国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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