「戦車不要論」は一蹴された? 2022年を彩った世界の戦車5選 日本の安全保障に影響はあるか

2022年は世界各国で新型戦車がベールを脱いだ年でもありました。それぞれを見比べてみると、次世代戦車に必要不可欠なテクノロジーがある程度見えてくるようです。

ヨーロッパとアメリカ双方で新戦車が爆誕!

 2022年はまったく新しい戦車がデビューした年でもあります。

KF51「パンター」:ドイツ

 ドイツのラインメタル社は、6月にパリで開催された国際武器展示会「ユーロサトリ2022」において、KF51「パンター」を発表しました。本車の特徴は主砲に130mm滑腔砲を備え、防御力を強化しているにも関わらず、重量は既存のレオパルト2A6よりも軽い59tに抑えている点です。

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KMWネクスター・ディフェンス・システムズが開発中のEMBT(画像:KNDS)。

 なお、乗員数は4名。従来の戦車と同じく車長、砲手、操縦手(運転手)のほかに、各種の無人兵器などの指揮・統制を任務とする人員1名を乗せられるとのこと。また、徘徊型自律兵器の運用も可能で、現状では最先端のMBTのひとつといえます。

EMBT:ドイツ+フランス

 同じく「ユーロサトリ2022」で披露されたのが、ドイツの防衛企業KMW(クラウス・マッファイ・ヴェクマン)と、フランスの防衛企業ネクスターの合弁企業であるKMWネクスター・ディフェンス・システムズ(以下KMWネクスター)が開発した「EMBT」です。

 EMBT自体は2018年に開催された前回のユーロサトリで発表済みですが、そのとき披露されたのは、ドイツ製「レオパルト2」戦車の車体にフランス製「ルクレール」戦車の砲塔を組み合わせた技術実証車であり、あくまで “こういうことも可能”を見せるためのレベルでした。

 しかし、今回披露されたEMBTは名称こそ変わらないものの、車体、砲塔ともに新デザインのものとなっており、特に砲塔については両サイドが大きくえぐられ、見た目のインパクトに驚きを覚える形状に改められていました。現状ではあくまでコンセプトモデルだそうですが、今後どのように発展進化するのか、はたまた試作だけで終わるのか、興味は尽きない戦闘車両のひとつです。

「エイブラムスX」:アメリカ

「ユーロサトリ2022」から4か月後の10月、ワシントンDCにおいて開催されたアメリカ陸軍協会主催の武器展示会「AUSA」に合わせて、ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ(GDLS)が発表したのが、「エイブラムスX」です。

【写真】見た目フツーでも中身は一新 アメリカの次世代戦車の指針か「エイブラムスX」ほか

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コメント

1件のコメント

  1. 不要論 不要だった ためし無し

    本当に不要なものは議論される前に消えていくんですよね

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