JRバス最高設備を堪能! 個室付き夜行「ドリームルリエ」 強気の値段でも満席

ほかにバスあるも「ドリームルリエ」号のみ満席

 筆者は東京駅八重洲口を火曜日の23時に出発。10分前に「青春エコドリーム17号」、10分後に「グランドリーム27号」、そして「ドリームルリエ21号」と同時に「青春エコドリーム23号」も運行されています。その空席状況ですが、平日なのに「ドリームルリエ」号だけが満席、前後の2本は「◎」(空きあり)となっていました。

「プレシャスクラス」はバスの運転席直後に設けられています。個室の入口部分にカーテンがあり、閉めると個室となります。ただし上部の壁は開いているので、ほかの乗客が立っていると頭頂部が見えます。

 座席は幅61cm、リクライニング角度156度を誇る、大型リクライニングシートです。「座席ファン」として、日本中の乗りもの座席に座った筆者ですが、この「プレシャスクラス」は日本国内の乗りもの全てと比較しても、最高レベルの座席だと思いました。

 リクライニングと連動して上がる座面、柔らかい枕、低反発素材を用いたクッション。近年の座席は「堅い」セッティングが多いですが、柔らかい方が疲労を感じないと筆者は思います。レッグレストはヒーター付き。フットレストと連動し、最もリクライニングした際は、無理ない姿勢で横になれます。座席幅も十分で、シートベルトをする必要がありますが、寝返りが打てるほどです。

 特筆すべきは、機能的な個室内の設備です。フットレストが開閉式で小物が収納できますし、頭上の取りやすい位置に荷物置き場があり、フック付きの網があります。単なる荷物置き場と異なり、荷物が落ちてくる心配がないため安心感があります。

【写真】「プレシャスクラス」「アドバンスクラス」の車内をたっぷり見る

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