東急の廃線「砧線」開業時の待合室が撤去 「砧本村」バス停の建屋 移設保存も視野

100年近く街を見守り続けた「駅舎」でした。

建て替えに伴い解体保存

Large 20230118 01
砧本村バス停の待合室(乗りものニュース編集部撮影)。

 東京都世田谷区の東急バス「砧本村」バス停にあった古い待合室が、昨年12月に老朽化により撤去されました。

 砧本村(きぬたほんむら)は、かつて1969(昭和44)年まで運行されていた「東急砧線」の終着駅でした。砧線は二子玉川駅(当時は二子玉川園駅)から西へ分岐し、多摩川沿いをトコトコ走っていた、2.2kmの短い路線で、もともとは多摩川の砂利輸送も担っており、「ジャリ電」という愛称もあったといいます。

 新玉川線(現在の田園都市線地下部)の開業に先立って砧線は廃止。終着駅の砧本村駅は、代替となる東急バスの折り返し場となりました。開業以来の待合室も、そのままバス待合室として第二の人生を送っていました。

 老朽化にともない、12月から建て替え工事が開始。撤去にあたって、近隣の駒澤大学玉川キャンパスの学生によって12月2日に「さよならイベント」が行われました。

 その後12月7日に建屋は部材ごとに解体。東急バスによると、まずは社内で保管され、「再利用が可能な形で保管しています」とのことです。

【了】

【懐かしの「東急砧線」の待合室 解体の様子】

【特集】消えていく面影、今も走れる…鉄道の「廃線」どこにある?

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. ロシア海軍の潜水艦に「異変」! 衛星画像の分析で明らかに 船体に“巨大な傘”を設置か イギリス国防省が指摘
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号