春日部駅の“開かずの踏切”どれほど開かない? 進む高架化 三角屋根の駅舎「卒業」へ

春日部駅の東口駅舎が閉鎖され、新駅舎の使用が始まります。駅周辺の高架化工事のためですが、そのきっかけとなったのは付近の開かずの踏切でした。一体どれほど開かないのでしょうか。

2023年2月4日から東口が変わる理由とは?

 アニメ『クレヨンしんちゃん』の舞台であり、ベッドタウンとして知られる埼玉県春日部。その街の玄関口である春日部駅が、変化のときを迎えています。高架化工事にともない三角屋根が特徴の東口が閉鎖され、2023年2月4日に新駅舎の使用が始まります。

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開かずの踏切と有名な伊勢崎線第124号踏切(斎藤雅道撮影)

 高架化の目的は周辺の“開かずの踏切”を解消するためです。駅付近には4か所の開かずの踏切を含む10の踏切があり、多くの歩行者、自動車の交通の妨げになっていました。

 なぜ、開かずの踏切が多いのか。それは同駅が東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と野田線(東武アーバンパークライン)が接続するジャンクション駅であることが影響しています。

 通常の電車以外にも、「スペーシア」「りょうもう」「リバティ」といった特急車両が、とにかくひっきりなしでやってきます。その影響をもろに受け、特に開かないと有名なのが、駅前の伊勢崎線第124号踏切です。

【2月4日には新駅舎に】春日部駅東口改札近くに張られた卒業証書

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