グーグルが保存に救いの手 カリフォルニアの超ビッグ建造物 もともと何だった? 今や国の史跡

アメリカ西海岸カリフォルニア州の空港には、100年前に作られた空中空母用の巨大格納庫が現存しています。アメリカの国定史跡にも選ばれた建物は現在、巨大企業グーグルの資金協力を得て修復が進められています。

巨大かつ古い建物ゆえに国定史跡へ

「マコン」は世界最大級の飛行船として、アメリカ海軍では飛行船空母の名で運用されます。空母というだけあり、複葉戦闘機カーティスF9C「スパローホーク」を5機搭載可能でしたが、飛行隊の主な任務は偵察と哨戒だったといわれています。

 ただ、「マコン」は1933年4月に進空したものの、2年後の1935年2月に墜落・喪失し、アメリカ海軍から抹消されます。こうして主を失ったハンガー・ワンはその後、普通の飛行機用格納庫として使われ続けました。

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飛行船空母「マコン」。奥に完成間もないハンガー・ワンの姿が見える(画像:アメリカ空軍)。

 一方、1930年に海軍航空基地として開設されたモフェット連邦飛行場も、1939年からはNASA(アメリカ航空中局)の前身にあたるNACA(国家航空諮問委員会)の研究所が併設されるようになります。第2次大戦後、同基地には西海岸における対潜哨戒部隊の本部が置かれ、多くの海軍哨戒飛行隊の基地となり、P-2VやP-3といった大型の陸上哨戒機が翼を並べる光景が見受けられるようになりますが、冷戦が終結し、1990年代になると国防予算削減のあおりを受け、海軍航空基地としての役割を終えることとなりました。

 その結果、1994年に飛行場の管理はNASAへと移管。今では、カリフォルニア州兵航空隊の救難飛行隊や陸軍予備役部隊が使う地方の飛行場へと姿を変えているほか、IT大手のグーグルが同飛行場の土地400ヘクタールをリースするまでに至っています。

 他方でハンガー・ワンについてはあまりにも巨大なため、壊されることなく航空基地(飛行場)の建物として使われ続けた結果、1994年2月には国定史跡の指定を受け、歴史的建造物の仲間入りをしています。

【建設中の姿も】巨大建造物ハンガー・ワンの内部ほか

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コメント

1件のコメント

  1. 日本だって負けていません。日本の誇るヲタク共は建物内に雲を発生させられます。

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