全席「“めちゃ広”エコノミー」のみ!…なぜ? ANA系新航空「Air Japan」斬新客室の工夫がスゴイ

ANA(全日空)グループが展開する新たな国際線航空会社「Air Japan」。LCCでも様々な座席やクラスが打ち出されているなかで、同社はあえて「全席エコノミー」を採用しました。しかし、「フツーのエコノミー」とは一線を画す工夫が満載です。

懸念は「ライバルも導入の『無料機内Wi-Fi』がどうなるのか」

 シートはグレーの合皮でカバーされたものが採用されています。担当者によると合皮は座り心地の良さもありつつ、一般的な素材として使われている本革や塩化ビニールなどと比べ、最大2分の1から3分の2程度まで軽い素材で、機体の軽量化に寄与しているのだとか。

 座り心地としては比較的柔らかめの座面となっており、筆者が体験で座っている限りでは「シートが硬すぎてお尻が痛くなりそう」といったものではありませんでした。

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「Air Japan」のシート仕様や機内サービスなどの発表会の様子(2023年3月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、担当者によると、機内食や水を始めとするドリンク類は有料販売を予定しているとのこと。機内食は今後メニューが決まる予定としているものの、事前予約・当日購入から選定できるようにするとのことです。

 このように機内の概要について明らかになってきたAir Japanですが、今後、「Wi-Fiを用いた地上との通信サービスが無料提供されるのか」というのが旅客にとっては大きなポイントとなりそうです。

 日本の国際線専用LCCの先駆けといえるJAL(日本航空)系の「ZIPAIR」では、機内モニターを廃するかわりに、フルサービスでも有料が多数であるWi-Fi通信サービスを無料化しました。筆者も搭乗したさい、このサービスにより、モニターがなくても全く退屈せずに過ごすことができました。現在Air Japanはこのサービスについて「金額がかかるかどうかは後日発表する」としていますが、これが無料化されることを大いに期待したいところです。

 就航地などは今後発表される予定ですが、今後Air Japanの就航によって、海外へ安く、そして快適に旅行できる選択肢が、またひとつ増えることは間違いないでしょう。

【了】

【写真特集】「Air Japan」の「“めちゃ広”エコノミー」などを徹底解剖!

Writer:

国内航空会社を中心に取材を続け、国内・海外を奔走する日々を送る。ゆとり世代。

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