全席「“めちゃ広”エコノミー」のみ!…なぜ? ANA系新航空「Air Japan」斬新客室の工夫がスゴイ

ANA(全日空)グループが展開する新たな国際線航空会社「Air Japan」。LCCでも様々な座席やクラスが打ち出されているなかで、同社はあえて「全席エコノミー」を採用しました。しかし、「フツーのエコノミー」とは一線を画す工夫が満載です。

「ただのエコノミーじゃない!」Air Japanの高スペックエコノミー

 Air Japanのシートピッチは、32インチ(約81センチ)で、これは一般的なエコノミークラスを上回るものと同社はコメントしています。実際に座ってみると、たしかに膝と前席背もたれとのスペースが、少なくとも多くのLCC系とは一線を画す広さ。フルサービスなみ、もしくはそれ以上かもしれない……といった感覚でした。

 各シートには、スマートフォンやタブレット端末を充電できるよう、Type-AおよびType-Cの2種類のUSBポートとタブレットホルダ一が設置されています。また同社は、機内プログラムをスマートフォンやタブレットで見られるサービスを無料提供する予定で、機内の過ごし方のひとつは「自分のデジタルデバイスでコンテンツを見る」ということになりそうです。

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「Air Japan」のシート仕様や機内サービスなどの発表会の様子(2023年3月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

 一方で、フルサービスキャリアの国際線エコノミークラスでは一般的な設備である「個人モニター」は設置されていません。担当者によるとこれは「広さ」を優先させた結果で、「このことで座席の背もたれ部分をスリムにでき、1席1席のシートピッチをしっかり確保しながら、客席数も増やすことができる」としています。

 そしてAir Japanは、シートの強みのひとつとして、リクライニング機能を掲げています。担当者によると一般的なエコノミークラスのリクライニング幅は、3~4インチとされているなか、Air Japanのものは6インチまで倒れる仕様となっているとのこと。

 またリクライニング方法に工夫が凝らされており、前席の旅客がリクライニング姿勢をとった場合、シート上部だけが倒れる仕様に。ウリとしている足元のスペースは、リクライニングされても、通常時と変わらずに確保できるように機構が工夫されていそうです。

【写真特集】「Air Japan」の「“めちゃ広”エコノミー」などを徹底解剖!

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