原子力潜水艦のデビューに“外国の許可必要です” 軍需企業の買収劇 フランスで大問題に
問題解決に仏の愛国者立ち上がる!
ヴィラン買収に関わる最悪の事態を危惧したアルノー・モンテブール前経済相は、同企業の持つ技術を軍事機密であると位置づけ、買収を阻止せよとブルーノ・ル・メール財務相に訴えたとのことです。
モンテブール前経済相は、本国では「メイド・イン・フランスの守護者」と言われるほど、自国企業を海外企業が買収することに敏感な人物だとか。現地報道によると「フランス産を維持するためなら自分で購入することも可能だ」とまで述べているそうです。
なお、セゴーに関しては、政府が既にフランス資本の買い手を探すために動いていると報じられています。
このような事態は、日本で起こったことも。たとえば、日産自動車が1999年3月に仏ルノーと資本提携し、その傘下に入ったことを受け、日産は宇宙航空部門を2000年7月1日に石川島播磨重工業(現・IHI)へ事業譲渡しています。日産は経営効率化を事業譲渡の理由としましたが。国産ロケットのほか、ミサイルにも技術転用可能な固体燃料ロケットの技術を持っていたため、そうした技術が海外企業の傘下にあるのはよくないという判断も働いたのではないかと噂されています。
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兵器は国産が重要だとよくわかる記事ですね。