上級グリーン車の布石? 東海道新幹線グリーン2席占有 vs JR東日本グランクラス 快適なのは

JR東海が2023年4月8日より開始した、グリーン車の2席を1人で利用できるサービス「EXグリーンプラスワン」は、ある意味で通常のグリーン車より上位の設備といえます。ではJR東日本のグランクラスと、どちらが快適でしょうか。

それぞれの座席・空間を比較!

 もし東北新幹線と同じ料金体系で、東海道新幹線にグランクラスがあったなら、600kmまでが9000円となり、「EXグリーンプラスワン」はグランクラスよりも670円高額です。つまり「新幹線で最高の座席」といえなくもありません。もっとも、グランクラスでJR東日本とJR西日本もしくは北海道をまたぐ場合は、より高額となりますが。ただしあえて比較するなら、「EXグリーンプラスワン」とグランクラスでは、どちらが快適なのでしょうか。

Large 20230503 01
東北新幹線のE5系(安藤昌季撮影)。

「EXグリーンプラスワン」のメリットは「隣に人が座ってこないこと」です。グランクラスでも2人掛け座席の場合は、隣に他人が座る可能性があります。

 グランクラスは座席間隔が1300mmと、グリーン車の1160mmよりも広いとはいえ、特に通路側座席の利用者がリクライニングした場合は、出入りに気を使います。また、グランクラスは一部列車でアテンダントによるサービスが受けられ、これは大きな魅力ですが、隣席の乗客が頻繁にサービスを利用した場合は、煩わしい思いをすることもあります(特に酒類を注文し続けて、泥酔する人が隣席だった場合など)。

 グリーン車の2席利用「EXグリーンプラスワン」の場合は、こうした煩わしさは最小限です。コンセントやテーブルも2席分使えますし、隣席に荷物を置くこともできます。専有面積自体も、グランクラスより広いでしょう。

 また、設定が東海道新幹線内で完結する「のぞみ」限定なので、空いていることは少ないとはいえ、後席に誰も座っていない場合のみ窓側と通路側の両方の背もたれを倒せ、視界がかなり広くなります。総じて、横方向のゆとりは最高といえるでしょう。

【実質1.5席!?】東海道新幹線に導入「新ビジネスシート」とは(写真で見る)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. その前にJR東はグランクラスのサービスの質を落としたからな…

    西も一緒にならなきゃいいけど…

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス