建機=黄色って誰が言った? 特撮っぽさ満載のナゾ車両を作ってしまった老舗メーカーの狙い

幕張メッセで開催された「建設・測量生産性向上展」で、未来感満載の無人ダンプが展示されていました。インパクト抜群の実車を披露したのは大型機械メーカーの諸岡。どういうコンセプトで製作したのか、話を聞きました。

目標は自律運転と電動化

 前出の諸岡社員によると、コンセプトモデルの名前である「MAVE」とは、「Morooka Autonomous VEhicle」の頭文字を取ったものとこと。意味は「諸岡自律運転車両」で、その後ろに付く「001」とは、これがコンセプトモデルとして最初の車両であることを示しているのだそうです。

 なお、筆者らの目を引いたデザインに関しては「特にこだわりはないが格好良くしました」とのこと。ただ、デザインした担当者の年齢は『ナイトライダー』をリアルタイムで見ていた頃の世代だと教えてくれました。

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車体上部のGNSSのアンテナ。精度を高めるために左右で計2つ取り付けられていた(布留川 司撮影)。

 建築業界では現在、人手不足の解消と作業の効率化を目指して遠隔操作や無人化が技術的なトレンドとなっています。諸岡でも、自社のクローラー式キャリアダンプの遠隔操作や自動運転技術の開発実証を行っているとのハナシで、この「MAVE 001」が目指すのは、乗員を必要としない自律運転と、クリーンで活動範囲を広げられる動力の電動化だということでした。

 現時点では、この「MAVE 001」で、それら技術は達成できていないとのことですが、運転席がない点からもわかる通り、遠隔操作で動かすことは可能だそうです。

 車体の前後左右、四方にカメラが装備されており、正面下部には自動運転では定番となったレーザーを使ったセンサー、「LiDAR」(ライダー)も搭載されていました。車体上部にはGNSS(全地球航法衛星システム)アンテナが設置されていますが、これも精度をより高めるために2つ取り付けられていました。

【あー確かに「ダンプ」!】謎のカクカク車の正体がわかる写真

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