意外な存在「地下鉄の閑散路線」って!? 都会だけど電車来ない…いよいよ減便の線区も

地下鉄は一般的に大都市で整備され、人口とともに利用者も多いので頻発運転が行われます。しかし中には、地下鉄のイメージとは離れた意外な「閑散路線」もあります。

首都圏にも「なかなか来ない地下鉄」アリ

 一極集中が叫ばれて久しい首都圏の地下鉄にも閑散区間があります。

●東京メトロ千代田線(綾瀬~北綾瀬):10分間隔(1時間あたり6本)

 千代田線の支線として分岐する約2.1kmの区間が、日中は本数が少なくなっています。もともと北綾瀬駅に隣接する車両基地までの引き込み線を旅客化したもので、千代田線の電車の多くは北綾瀬へ行かずにJR常磐線へ直通して郊外アクセスを担っています。

 長らく支線を3両の電車がトコトコと折り返すだけでしたが、2019年にリニューアルが行われ、10両編成に対応し、千代田線本線そして小田急への直通列車が走るようになりました。夕方には「急行・伊勢原行き」も運転されています。

●横浜市営地下鉄グリーンライン:10分間隔(1時間あたり6本)

 2008年(平成20)年に日吉~中山の13.1kmが開業。横浜市の2本目の地下鉄として、リニアモーター式のミニ地下鉄の形式で建設されました。

 本来の計画は鶴見~中山~二俣川~本牧~元町・中華街と、横浜市をぐるりと環状に連結する役割を果たすものですが、まだ部分開業であることからポテンシャルを発揮しておらず、港北ニュータウン周辺の需要を拾って東横線へ直結する程度の存在です。

 とはいえ、沿線人口はまだ増加傾向であり、混雑対策として4両編成から6両編成への増強策が図られています。昨年9月から6両の列車が走り始め、2024年末までに17編成中10編成が6両化完了する見込みです。

【了】

※一部修正しました(6月1日10時58分)。

【画像】えっ…!これが地下鉄の「スカスカ時刻表」です

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