昭和の公民館?いいえ「壱岐空港」です! 空港機能全振り& 珍構造の展望デッキ…超レトロな内部に迫る!

長崎の離島群、壱岐エリアにある壱岐空港は、国内の一般的な空港とは一味違うターミナルビルが使用されています。小さいながらも個性が強すぎる、同空港の空港ビルを巡ってみました。

館内は「飛ぶための設備」…ほぼそれのみ

 長崎県にある離島、壱岐島。主要な九州本島との交通手段は船ですが、航空便も飛んでいます。この空の玄関口「壱岐空港」はどのようなところなのでしょうか。実際に行ってみると、一般的な空港とは一味違うターミナルビルをもっていました。

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壱岐空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 壱岐空港は壱岐本島の南東側の海岸沿いに位置。近くには海水浴場が点在し、同島の名物である「エメラルドグリーンの海」を離着陸時などに見ることもできます。滑走路は南北方向に伸びており、1200mの長さです。

 そのような壱岐空港ですが、ターミナルビルは一言でいえば”昭和の公民館”のような、クラシカル、かつ小ぢんまりとしたものです。ちなみに国内空港としては珍しく平屋建てです。

 航空便利用者でなくても入れる一般エリアは、チケットカウンターと化粧室があるのみ。土産店やレストランなどはありませんが、1日2便の航空便発着にあわせて、一時的にターミナルの隅でブース形式の小さな特産品ショップが営業しています。また、こちらにはモニターを使った電光時刻表などはなし。時刻表は、かなりの年季を感じさせるパネル形式のものとなっています。

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