昭和の公民館?いいえ「壱岐空港」です! 空港機能全振り& 珍構造の展望デッキ…超レトロな内部に迫る!

長崎の離島群、壱岐エリアにある壱岐空港は、国内の一般的な空港とは一味違うターミナルビルが使用されています。小さいながらも個性が強すぎる、同空港の空港ビルを巡ってみました。

待合室、手荷物返却場、そして展望デッキまで個性的!

 保安検査場を抜けた搭乗待合室は、テレビやモニタータイプの時刻表などが設置されており、一般エリアよりは現代的です。とはいうものの、待合室は3人がけ程度の長椅子が整然とならんでいる以外は、搭乗に必要な機器類、そしてテレビと化粧室が設置されているのみ。ガラス越しの飛行機や航空会社関連の機器が見えなければ、「市民病院の待合室」を連想できる館内です。

 一方で到着時も、大空港のような到着導線はなく、ドア1枚を開ければ、そこは共用エリアです。預け荷物の返却は共用エリアの端にあるカウンターで行われます。早く降機すれば、機体から降ろされた預けた荷物が車両に乗せられ、そのままカウンターに置かれる様子を見ることができるかもしれません。

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壱岐空港(乗りものニュース編集部撮影)。

 そして壱岐空港で最もユニークなつくりとなっているのが、展望デッキです。ターミナルの外に小さな階段があり、そこをのぼると屋上に行けます。ここがデッキの役割を果たしているのです。ただ、デッキとはいっても、駐機場に面して金網が設置されただけの「飛行機を見送れる屋上」といったほうが近いでしょう。

「乗り降りだけに完全に特化した空港」という意味では、全国的に見ても、いまや壱岐空港はとても貴重な存在といえそうです。また、築年数こそ古くても内装などはリニューアルされている空港が多いなか、壱岐空港はある意味、昭和レトロそのもの。ほかの空港では味わえない雰囲気がありました。

【了】

【写真特集】いろいろ異質! エモすぎる「壱岐空港」の館内をイッキ見

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