居眠り運転検知ピピピ…寝てねえよ! 車の“警告”どこまでウザくなるのか 事故ゼロへの代償なのか

クルマの安全性が進化し、ドライバーの安全運転を見守り支える機能も増えてきました。運転中に様々な“警告”が発されることを鬱陶しく思う人も少なくありません。安全のためとはいえ、クルマはどこまで“ウザく”なるのでしょうか。

安全のためだけど…あまりに警告が多い!

 自動車のライターという仕事がら、新しいクルマに乗る機会がたくさんあります。そこで最近、気になるのが「警告」です。ピーピーとか、ピピピピなどの音声。これらは、先進運転支援システムが発する警告です。
 
 具体的に言えば、「走行レーンからハミ出そうですよ」に始まり、「斜め後ろに他車両がいますよ」「疲れているようなので休憩を」「ステアリングから手を離していませんか?」「信号が青になりました。発進してください」などというメッセージをクルマが発しているのです。眼の開き具合などをカメラでモニタリングして、眠気や居眠り、よそ見の検知など行うクルマも出てきました。

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スバル「クロストレック」のインフォメーションディスプレイに実際に出てくる警告の例(スバルの画像を加工)。

 先進運転支援システムがなかった時代の警告音といえば、後退したときに「ぶつかりそうですよ」というソナーのピピピくらいだったはずです。昭和の時代は「105km/hを超えましたよ」というキンコンキンコンという警告音もありましたが……。

 とにかく、昔と比べると最近は、驚くほどたくさんの警告とそのサウンドが増えているのです。そのため、知らないクルマに乗っていて、ピーピーとかピピピピという警告音を耳にしても、「一体、何に対する警告なのだろうか」と迷ってしまうこともあります。

 それだけ、たくさんの警告があるのは、言ってみれば、それだけ自動車メーカーが熱心に事故回避に力を入れているということでしょう。警告があることで、避けられる事故は非常に多いのは確かです。

 プリクラッシュセーフティ・ブレーキ(AEB)も、最初の警告音の時点で、すでに多くの場合は事故回避ができているそう。個人的には、斜め後ろを警戒するBSM(ブラインド・スポット・モニター)の警告で、まったく気づかなかった他車の存在に気付いたことが数多くあります。

 また、どれだけ衝突安全性能を高めようとも、実際にぶつからずに回避した方が、被害が少ないのは説明するまでもありません。だからこそ、自動車メーカーとしては、おせっかいなほどに、警告を用意したくなるのでしょう。

 では、その先進運転支援システムのおかげで、どれだけ事故が減るのでしょうか。

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