羽田空港のレア施設「ポツンと搭乗口」使ってみた 実は普通の「バス搭乗」より快適なワケ

ボーディングステーション使ってみた

 ボーディングステーション発着便の乗客は、通常のバス搭乗と同じようにターミナルから機体のそばまでバスで向かいます。ただ、バスが行き着く先には自動ドアがあり、そこからボーディングを経て機体まで乗り込みます。

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羽田空港のボーディングステーション内部(乗りものニュース編集部撮影)。

 ボーディングステーションの館内は2階建てとなっており、乗客はゆるいスロープを登ったのち、エスカレーター、もしくは階段を経て、2階から搭乗橋を使って機体に乗り込みます。バスを降りてから搭乗までにかかる時間は、誰もいなければ1分もかかりません。また館内は空調が効いており夏も涼しく、エレベーターも設置されています。その一方で化粧室などはなく、本当に乗り降りのための施設であることが窺えます。

 一般の乗客にとっては、飛行機搭乗、もしくは到着時のバス待ちための長い列に並んでも、通常のバス搭乗のように暑い、寒い思いをせず、階段を極力使わずに済むことから楽に搭乗・降機ができます。また車いすの乗客などはエレベーターを使って上にあがり、そのまま機内へ行くことができることから、特別な搭乗・降機方法を用いずに済むというメリットもありそうです。

【了】

【写真】えっ…これが羽田空港珍設備「ポツンと搭乗口」です

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