戦艦「大和」vs海上自衛隊イージス艦 勝つのはどっち!? カギは交戦距離か

人気マンガ『ジパング』でも描かれた、戦艦「大和」と海上自衛隊イージス艦の対決。旧日本海軍の象徴と、海上自衛隊最強の水上戦闘艦は、どっちが強いのか、客観的に考察してみました。

ぶ厚い装甲まとっていても水線下は?

 インターネット上で定期的に行われる議論に「旧海軍の戦艦『大和』と海上自衛隊イージス艦の対決」があります。時代が全く異なる兵器ですから、どちらかの艦が、いずれかの時代にタイムスリップで出現するということなのでしょう。

 この両者の対決を成立させるのは、なかなか難しいハナシです。「大和」が現代にタイムスリップし、海上自衛隊に発見された場合、そもそも大和型戦艦を知らない海自幹部がいるとは思えないですし、「大和」を敵と認定するとは思えませんので、攻撃せず、あらゆる手段を用いてコンタクトを取ろうとするのではないでしょうか。

 また、そこを無視するとしても、イージス艦が装備する90式艦対艦誘導弾は射程150~200km(ブロック1D)です。大和型戦艦の主砲は艦載砲としては史上最大の46cm45口径砲ですが、射程は約42kmのため、前出の90式艦対艦誘導弾と比べると圧倒的に短いです。

Large 20231024 01
海上自衛隊の護衛艦「みょうこう」(画像:海上自衛隊)。

 しかも、海上自衛隊のイージス艦のなかでも、改良型といえるあたご型や最新のまや型なら艦載ヘリコプターを搭載できるため、それらがかなり早い段階で「大和」を発見してしまえば、「大和」は主砲の射程外からミサイルで一方的に攻撃され続けることになります。

 速力もイージス艦の方が速いですから、間合いを詰めようと接近することも無理で、「大和」は何もできずに撃破されるでしょう。

 戦艦「大和」は、敵戦艦との砲撃戦に耐えられるよう、現代軍艦とは比べものにならないぐらい、ぶ厚い装甲をまとっています。そのため、ミサイルでは大和の主要防御区画を貫通することはできないかもしれませんが、ミサイル多数を命中させて、射撃システムを破壊してから、垂直発射式アスロックで水線下を攻撃したらどうでしょうか。

 こうなると、「大和」は沈まずとも戦闘不能、対してイージス艦は無傷なので、イージス艦の勝利は確実です。

【ゴォォォォォ!!】これが海自イージス艦の艦対空ミサイル発射シーンです(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス