E501系、約4年ぶりにJR水戸線へ イベント列車化で車内にはテーブル&冷蔵庫
その名も「E501 SAKIGAKE」。
初運行は地酒列車で
JR東日本 水戸支社は2023年11月23日(木・祝)より、常磐線の土浦~草野間で使われるE501系電車(5両編成)を、イベント専用列車として運行します。
車両名は「E501 SAKIGAKE(さきがけ)」。外装は紅梅と白梅をイメージしたカラーリングに、車内には飲食ができるよう、テーブルと冷蔵庫が設置されます。名称は「梅は百科の魁」と呼ばれることに由来。茨城県の観光地「偕楽園」などが、梅の名所であることにちなんだそうです。JR東日本 水戸支社は「時代の先駆けとして新しい企画と共に、たくさんの人が集まり、新しい体験や特別な時間を過ごせる場となるよう願いを込めた」としています。
初運行は、水戸線(水戸~結城)での地酒列車です。車内では、沿線の地酒とおつまみが楽しめます。
販売開始は10月27日(金)午後0時半から。JR東日本のショッピングサイト「JRE MALL」で受け付けます。片道1人5500円、募集人数は90人です(20歳以上対象、最少催行人数50人)。
E501系は1995(平成7)年、取手駅(茨城県取手市)以北から上野方面への通勤輸送を強化するために登場した通勤形車両です。「E501 SAKIGAKE」は今後、常磐線と水戸線を中心に、地産品を楽しめるイベント列車などとして運行されます。
【了】
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