「命名『のうみ』」キタ~!! 自衛艦の進水式を初めてみた海自オタが“気になって仕方なかった”部分とは?

海上自衛隊の新型掃海艦「のうみ」の命名式・進水式を取材してきました。まさに「百聞は一見に如かず」。新たな発見と、長年謎だった部分、色々現地に行かないとわからない裏側を見ることができました。

紙テープ回収してる! 現場にいないと見られない光景

 さて、艦名が発表されたあとはいよいよ進水です。進水の流れは、斧を渡された政務官が支綱を切断する→綱がゆるむ→艦首に設置したシャンパンが割れる→船が滑り出す→くす玉が割れる→デッキから紙テープが降りる……と、ピ〇ゴラスイッチ的でちょっと面白かったです。新造艦が己の重みで明るい海に向かって走り出す瞬間の晴れやかな心地はいまも忘れられません。

 会場には「のうみ」の門出を敬礼で見送る礼装の海上自衛官が整列していましたが、夫で海上自衛官のやこさんいわく、彼らは主に艤装員ではないかとのこと。「のうみ」はこれから艤装し、海上試験を行うなど、2025年の就役に向けてまだまだやるべきことが多数あるのだそう。進水がゴールではないのですね。

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関係者らに見守られて船台を滑っていく掃海艦「のうみ」(たいらさおり撮影)。

 ちなみに、私は進水式のニュースを見るたびに「式典で艦を彩った飾りはどうなるの?」という非常に地味な部分が気になっていました。近くにいた広報の方に聞くと、最終的には処分されてしまうとのこと。それでも気になって式典のあとに岸壁に移動して海上に浮かぶ「のうみ」を観察していたところ、やがて作業船が近づいてきました。

 風であちこちにちらばる紙テープを、艦の上にいる作業員と作業船の見事な連携プレーによって回収していくではありませんか。その姿は、まるで生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をしているようにも見えて、思わず心がほっこりしてしまいました。

【了】

【マンガで見る】感動~! これが掃海艦「のうみ」命名・進水の一連の流れです

Writer:

漫画家・デザイナー。夫のやこさん、娘のみーちゃんと暮らすのんきなオタク。海自にはまってからあれよあれよと人生が変わってしまった。著書「海自オタがうっかり『中の人』と結婚した件。(秀和システム)」「北海道民のオキテ(KADOKAWA中経出版)」各シリーズ発売中。

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