“御堂筋線とつながってます”デザインに「北大阪急行 箕面延伸」レール締結! 開業まで4か月
2024年3月に開業を控えた北大阪急行の延伸線のレール締結式が行われました。開業に向けて工事はいよいよ大詰めを迎えます。
千里中央から箕面萱野までのレールが1本に!
千里中央からさらに2駅北へ。大阪市の中心部を南北に抜ける大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れしている「北大阪急行」の延伸事業が行われており、開業日は2024年3月23日と発表されています。
その延伸区間のレール締結式が2023年11月26日、新たな終着駅となる新駅「箕面萱野駅」にて行われました。会場には大阪府の吉村洋文知事をはじめ関係者約70名あまりが出席し、約2.5kmにわたる全延伸区間のレールが繋がったことを祝いました。
締結式では、吉村知事らが線路上に下り、かけ声とともに紅白に装飾された工具で線路のボルトを締結。点検確認と清めの儀が行われたのち、締結された線路の上をモーターカーが走行していきました。
延伸工事においては環境についても配慮がなされ、特に軌道は「維持管理の効率化を図りつつ、振動抑制効果の強い構造を採用」(北大阪急行電鉄 延伸事業部 秦健太郎調査役)。メンテナンスの負担を軽減し、振動を軽くする効果が高い「コイルばね防振軌道」と呼ばれる軌道を新たに採用しています。
現在は電気工事や設備工事、設備の安全確認検査などが行われており、さらに今後は列車の走行試験や、乗務員の訓練など開業に向けての準備が本格化していきます。
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