栃木県警も負けてない? 世界の絶対に逃げられない「スーパーパトカー」5選 なんと押収車の転用も!?
フェラーリパトカーはドバイ以外にも
寄贈ではない、ちょっと変わった形で導入されたスーパーパトカーも存在します。
フェラーリ F142-458イタリア
中欧のチェコ警察に配備されているのが、フェラーリ458ベースのパトカーです。
ただ、このパトカーの出自はなかなか変わっています。というのも、このクルマ、犯罪者から押収したものなのだとか。財産差し押さえを行った際に、押収品のなかにあったクルマを警察車両に転用したとのことで、押収時の走行距離は約2000km、カラーリングは赤だったそうです。
ベース車は2011年式のフェラーリF142-458イタリア、排気量4500ccのV型8気筒の自然吸気(ノンターボ)エンジンを搭載し、最高出力は566馬力、最高速度は326km/hを発揮します。
チェコ警察が、フェラーリ458ベースのパトカーを公開したのは2022年7月で、主に高速道路での交通取締に用いるほか、盗難車の捜索や警察活動のPRイベントなどにも使っていくと説明していました。
ちなみに栃木県警のレクサス「LC500」は排気量4968ccのV型8気筒の自然吸気(ノンターボ)と、負けず劣らずのエンジンを搭載しています。
ポルシェ 911
最後に取り上げるのは、オーストリア連邦警察に配備されているポルシェ911です。
オーストリア警察が同車を採用したのは2017年のこと。交通取締用のパトカーとして導入したとのことで、同国の高速道路で用いられているといいます。
なお、隣国のドイツでもポルシェ911ベースのパトカーを運用していました
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今回取り上げた車両はあくまでも一部です。世界には他にもスポーツカーベースの警察車両が多々あります。ひょっとしたら、新たな寄贈などで一層見栄えのする「スーパーパトカー」が誕生するかもしれません。
【了】
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