能登半島地震 高速道路の「通行止め」続く 北陸道ではひび割れ・崩落多数 新潟県内は全て解除

正月にもかかわらず全力で復旧に当たっています!

高速道路の通行止め、依然多数

 2024年元日に発生した「能登半島地震」の影響により、高速道路では多数の被害が発生。24時間以上が経過したいまも通行止めの箇所があります。2日17時30分現在の通行止めは次の通り。

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北陸道下り、小矢部砺波JCT付近。復旧作業が進められている(画像:NEXCO中日本)。

・北陸道:加賀~白山(上下線)、金沢森本~富山西(下り線)

 当初は北陸道を中心に、福井から新潟まで広域に通行止めが発生していました。その後、多数の損傷箇所が明らかとなり、復旧作業が進められ、通行止め区間は徐々に狭められてきました。

 そして2日17時、NEXCO東日本は北陸道 能生~糸魚川間の解除をもって、新潟県内における通行止めを全て解除しました。隆起やひび割れが発生した箇所も修復されています。

 一方、石川・富山県内の北陸道の区間を管轄するNEXCO中日本によると、上記の通行止め区間の解除は未定だということです。

 一般道では、国道8号で日本海に面した崖下を行く上越市茶屋ヶ原地先にて、大規模な土砂崩れが起き通行止めとなっています。このため、NEXCO東日本は北陸道と上信越道の一部区間の走行を無料にする代替措置をとっています。

 震源に近い能登半島については、日本海側をゆく「のと里山海道」についても、海沿いの千鳥台~柳田IC間については通行止めが解除されていますが、柳田IC以北は通行止めです。富山県側から能登半島を北上する能越道も、同様に大部分が通行止めとなっています。

 ちなみにJARTIC(日本道路交通情報センター)はウェブサイトで、通行止め等の情報だけでなく、通れた道を表示する「通行実績情報」を提供しています。

【了】

【まだまだ広域】通行止め区間を地図で見る(2日17時30分現在)

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