ICカード普及途上の三重県に「ICOCA」 伊賀鉄道が新規導入 旧近鉄路線で2例目

ローカル私鉄が点在している県です。

伊賀鉄道にICOCA導入

 三重県伊賀市と伊賀鉄道、JR西日本は2024年2月6日、伊賀鉄道で新たにICカード乗車券「ICOCA」を導入し、3月9日(土)からサービスを開始すると発表しました。

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伊賀鉄道にICOCAが導入される(画像:伊賀市)。

 伊賀鉄道の全駅で導入。全国交通系ICカード相互利用が可能(PiTaPaのポストペイ機能は利用不可)なほか、近鉄やJR西日本のIC定期券を1枚にまとめることができる伊賀鉄道ICOCA定期券も導入されます。

 伊賀鉄道に接続する近鉄は全線でICOCAが利用できるほか、JR西日本の接続路線である関西本線(亀山~加茂)は2021年にICOCAが導入されました。旧近鉄の路線を引き継いだ三重県の私鉄では、2021年の四日市あすなろう鉄道に次ぐ2例目のICOCA導入となります。

 ちなみに、三重県はまだまだICカード未導入の路線が多いです。JR東海の「TOICA」は関西本線の名古屋~亀山間のみ対応しており、亀山以南のJR線は和歌山県の新宮まで、ICカードが使えません。また、伊勢鉄道、養老鉄道、三岐鉄道もICカード非対応となっています。

【了】

【え…今より全然長かった…?】かつての伊賀鉄道の終点駅(写真/地図)

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