異色のラッピング都バス、銭湯に現る!? 仕掛け人ビームスの「都バスで銭湯巡り」が聞いてるだけでほっこりする
細路地の銭湯にマジで都バスが……。
ビームス×牛乳石鹸×都営バス!
アパレルショップを展開するビームスが2024年2月6日(風呂の日)より、都営バスを巻き込んだ異色のコラボ企画「銭湯のススメ 2024~都営バスでめぐる編~」を開始しました。
BEAMS JAPANと牛乳石鹸が2019年から行っている銭湯の魅力を発信する企画「銭湯のススメ」の2024年版として、100周年を迎えた都営バスとコラボ。都営バスで都内の銭湯めぐりを楽しむ様々な企画とともに、イラストレーター田渕周平さんの描き下ろしによるラッピングバスも登場しました。
6日の記者会見会場となった東上野の「寿湯」には、そのラッピングバスが「貸切」運用として登場。ふだん都営バスが入ることのない細路地にある唐破風の銭湯に都営バスが停まるという異色の光景もありました。この寿湯には、ラッピングバスのイラストの「ペンキ絵」が、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんによって描かれています。
会見にビデオメッセージを寄せた小池百合子都知事は、「都営バスと銭湯は、ともに100年前の関東大震災を契機に発達しました」と関連性を説明。バスは震災で壊滅した市電の代替手段として発達した一方、銭湯でよく見る宮づくりの豪華絢爛な建物は、復興期に人々を元気づけるべく、主流になっていったと話しました。
ビームスクリエイティブの佐野明政さんは、「都営バス100年で都の皆さんから一緒に何かできないかとお話をいただいたのが(「銭湯のススメ」とのコラボの)きっかけ」と明かし、都民の足を担う都営バスと、地域の社交場でもある銭湯という「公共インフラ」どうしを掛け合わせる相乗効果を狙っていると話しました。バスで銭湯を巡り、美味しいものを食べ、お酒を楽しめば、「都内にいながらにして旅しているような」感覚になれるといいます。
銭湯めぐりを楽しむアイテムや企画も多数打ち出されます。
まず、「銭湯のススメ 2024~都営バスでめぐる編~」限定デザインの都営交通1日乗車券(都営まるごときっぷ、大人700円)が発売。これを東京都内441の銭湯が対象のスタンプラリーで対象銭湯にて提示すると、オリジナルステッカーがもらえます。スタンプラリーの景品はオリジナルソックスです。
さらに、ビームスが手掛けた限定のロングスリーブTシャツ、ワッチキャップ、手ぬぐい、サウナハット、サコッシュ、折り畳み湯おけ、カウブランド橙箱石けんを、新宿、渋谷のビームスジャパン、ならびにビームス六本木ヒルズで販売します。
なお、ラッピングバスは都01系統(渋谷~六本木~新橋)で走ります。運行期間は2024年3月21日までです。
【了】
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