青春18きっぷはここまで使える! 東京から「SL・観光列車・いい車両」にできるだけ乗る旅程を考えてみた

信州で「リゾートビューふるさと」へ

 東京駅では午前6時台から駅弁を売っていますので、それを購入します。品川駅からはグリーン車を利用。始発から乗らない理由は、新料金における普通列車のグリーン料金が、51km以上100km以内だとかなり割安になるからです。

 熱海駅近辺はトンネルが多く、車窓はあまり望めませんが、富士駅からの身延線は天気がよければ、富士山の素晴らしい眺望を楽しめます。

 甲府駅では1時間30分の乗り継ぎ時間があるので、改札外でもゆっくりと昼食がとれます。駅のすぐ近くには甲府城もあるので、観光してもよいでしょう。

甲府14:50→(普通439М)→松本16:58/17:23→(快速「リゾートビューふるさと」)→長野18:31…

 続けて甲府駅からは2時間、普通列車に揺られます。トイレはありますが、甲府駅で済ませることをお勧めします。松本駅では、改札外で買い物する程度の時間があります。快速「リゾートビューふるさと」は、特急以上の快適座席に大きな窓を備えた「のってたのしい」列車。指定席料金は840円が別途です。

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快速「リゾートビューふるさと」の車両。姨捨駅にて(安藤昌季撮影)。

長野19:50→(しなの鉄道・普通351М)→妙高高原20:35/20:58→(えちごトキめき鉄道・普通「おかえり上越2号」)→新井21:30/22:18→(えちごトキめき鉄道「おかえり上越3号」)→直江津22:43

 初日の最終旅程です。長野駅では1時間20分あるので、改札外でも夕食をとれます。長野19時50分発はしなの鉄道の区間なので、運賃850円が別途かかります。妙高高原駅からの「おかえり上越2号」にそのまま乗ると、直江津駅には21時47分に着けますが、新井22時18分発の「おかえり上越3号」は特急用車両ですから、1日目の最後が豪華になります。えちごトキめき鉄道区間の運賃は900円です。

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