青春18きっぷはここまで使える! 東京から「SL・観光列車・いい車両」にできるだけ乗る旅程を考えてみた

磐越西線を経由し福島県へ

 直江津駅周辺で宿泊し、2日目(4月7日)前半の旅程は以下の通りです。

 直江津7:17→(快速3373М)→長岡8:20/9:07→(普通439М)→新津10:00/10:03→(快速「SLばんえつ物語」)→喜多方13:08…

 長岡駅には24時間営業のローソンとセブンイレブンがあるので、朝食を調達できます。新津駅では乗り換え時間が短いので注意が必要です。「SLばんえつ物語」は始発からの乗車なので、売店車に行けば食料や飲料の調達もできます。

 喜多方15:32→(快速「あいづSATONO」)→郡山17:16/17:49→(普通2149М)→新白河18:28/18:32→(普通4142М)→黒磯18:55/19:00→(普通684М)→宇都宮19:52/19:59→(普通1657E)→東京21:51

 喜多方駅では2時間20分ほどあるので、喜多方ラーメンを食べ歩くなど観光もできます。なお「あいづSATONO」へは会津若松駅で乗り継ぐこともできるので、好みの観光でお選びを。

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「青春18きっぷ」の券面(乗りものニュース編集部所蔵)。

 快速「SLばんえつ物語」「あいづSATONO」はそれぞれ指定席料金840円がかかります。「あいづSATONO」は、スマートフォンの事前予約で「利き酒セット」(3300円)や列車限定の「宝の山100th弁当」(1500円)などのグルメも楽しめる、最新の観光列車です。1+2列のボックスシートグリーン席もあり、こちらは2000円で乗車できます。

 なお郡山駅から宇都宮駅までは本数が少ないので、旅程表の通り乗り換えることを推奨します。宇都宮駅からはグリーン車も利用できますが、冒頭で述べたのと同じ理由から、宇都宮→赤羽間もしくは石橋→東京間で乗車した方が、グリーン料金が安く済みます。かかる交通費は2日間で1万1090円(「青春18きっぷ」2回分込み)です。

目からうろこ!「18きっぷ」OKな観光列車をイッキ見(写真)

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