青春18きっぷはここまで使える! 東京から「SL・観光列車・いい車両」にできるだけ乗る旅程を考えてみた
日帰りだとどんな列車に乗れる?
では日帰り旅程だとどうなるでしょうか。指定席券が買えれば、3月24日(日)、31日(日)のみEL・SL列車に乗車できます。
両国7:47→(快速「B.B.BASE佐原・鹿島」)→鹿島神宮10:09/10:42→(鹿島臨海鉄道・普通138D)→水戸11:57/12:05→(普通632М)→友部12:20/12:23→(普通748М)→小山13:24/14:02→(普通454М)→新前橋15:32/15:41→(普通739М)→敷島16:01/16:09→(快速「SL敷島・沼田百周年」〈3月31日運転〉)→高崎17:14/17:33→(普通848М)上野19:21
もしくは、前橋駅から以下のような移動も考えられます。
前橋15:32/15:43→(快速「ELレトロぐんま桐生」〈3月24日運転〉)→高崎16:04/16:28→(普通1925E)→東京18:25
快速「B.B.BASE」は自転車を載せることもできるユニークな観光列車ですが、個室感のあるボックスシートが魅力でもあります。鹿島臨海鉄道では運賃1400円が別途かかります。
小山14時02分発(両毛線)以降の旅程は、日にちによって変わります。SLやELが運行されない日は、高崎駅から八高線の気動車でのんびり帰京するのもよいでしょう。交通費は合計5490円(「青春18きっぷ」1回分を含む)です。
【了】
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロ イラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。
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