ウクライナ空軍のエース「キーウの幽霊」実在する?国防省がパイロットの映像公開 「神話」にも言及
「キーウの幽霊」は複数人いた?
「キーウの幽霊」が戦闘任務に臨む映像が公開
ウクライナ国防省は2024年3月18日、空軍のエースパイロット「キーウの幽霊」とする搭乗員が戦闘任務に臨む映像を公開しました。
「キーウの幽霊」は、2022年2月にロシア軍の全面侵攻が始まった時、複数のロシア軍機を撃墜し、わずか1日でエースパイロットとなった搭乗員としてSNSで話題になった人物です。
乗機はMiG-29戦闘機で、一説によると、30時間以内に6機ものロシア軍機を撃墜したといわれています。存在を疑う声もありますが、ウクライナ国防省は公式に「キーウの幽霊」の存在を認めています。
ウクライナ国防省は映像の公開にあたり、「『キーウの幽霊』の神話は、このパイロットと戦友たちの作戦における成功」を指すとコメント。「キーウの幽霊」は特定の個人を指すものではないとしています。
映像には、コールサイン「Beekeeper(養蜂家)」とされるパイロットが、掩体壕に駐機されたMiG-29戦闘機に乗り込み、出撃する様子が収められています。映像を撮影した日時や場所については明らかにしていません。
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