攻撃ヘリ「アパッチ」が戦闘機代わり!? 驚きの用途で使う国とは 理由を聞いたら地理的に納得?

アメリカで生まれた世界的ベストセラー戦闘ヘリコプターAH-64D「アパッチ・ロングボウ」ですが、シンガポールは他国とは異なる任務に当てているとのこと。しかも、その任務は戦闘機では対処が難しいものだといいます。

日本とは真逆なシンガポールの対応

 質問に答えてくれたパイロットは、最後に次のようなことも付け加えていました。

「先ほどもいったように、対空戦闘はこの機体にとって副次的な任務であり、あくまでも主任務は地上攻撃です。主力兵器である『ヘルファイア』ミサイルは車両攻撃に使われるもので、この兵器を使う時こそ、アパッチが最も真価を発揮できる瞬間といえるでしょう」

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シンガポール航空ショー2024でデモンストレーション飛行を行うシンガポール空軍のAH-64D(布留川 司撮影)。

 ちなみに、「アパッチ」シリーズには、新型AH-64E「アパッチ・ガーディアン」が存在します。AH-64Dをこれまで運用してきたアメリカやその他の国は、AH-64Eへのアップグレード(近代化改修)や、新造機への更新をすすめています。

 シンガポール空軍は、2024年時点ではAH-64Eへの更新を決めておらず、現在のAH-64Dに部分的な改良を施して、運用を続ける予定となっています。

 ひょっとしたら他国と同様、「アパッチ・ガーディアン」をその後継として選ぶかもしれず、その点では戦闘ヘリコプターの全廃を決めた日本(陸上自衛隊)とは真逆の対応を取る可能性もあるかもしれません。

【了】

【意外とデカい!?】これが「アパッチ」装備の「ヘルファイア」ミサイルです(写真)

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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