あおり運転 コロナ禍後に遭遇率が「大幅上昇!」依然として深刻だが期待される“装備”の存在も
未だに減らず。
5類感染症に移行して1年…結果は?
保険会社のチューリッヒは2024年6月28日、「2024年あおり運転実態調査」の結果を発表しました。
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行して1年、人々の行動がパンデミック以前に戻りつつある状況での調査となった今回は、人の動きが活発となった現状を反映する結果となっており、「あおり運転をされた経験がある」と回答したドライバーは72.5%と、昨年と比較して19ポイント上昇しました。
さらに、半年の間でも24.1%と多くのドライバーがあおり運転に遭遇しているという結果も明らかとなり、依然としてあおり運転が多いということが明らかとなりました。
また、2020年6月末に施行されたあおり運転の厳罰化を盛り込んだ「改正道路交通法」により、あおり運転が「減少したと思う」と回答したドライバーは51.5%となりましたが、「減少したとは思わない」と回答した人は、理由として「危険な運転をする人の心理や行動は変わらないと思うから(68%)」と回答した割合が最も多く、前年と同様の結果となりました。
ただ、ドライブレコーダーの普及によりあおり運転が減少すると期待している人は多いようで、「減少すると思う」と回答したドライバーは77%と過去最高の結果になりました。ほかにも、あおり運転されないための対策として「車間距離をしっかりとる」が52.8%と一番多くなっています。
【了】
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