高速を走る商用車から「脚立が落下」あわや大惨事! NEXCO映像公開 想像以上に恐ろしい“落下物”
NEXCO2社が高速道路上の「落下物」に関する注意喚起を相次ぎSNSで発信。落下物は「落とし主の責任」と言われますが、実際には極めて重大な危険を生じさせます。
フツーに落ちてくる「脚立」 デカすぎる落とし物も!?
高速道路の「落下物」は、時に後続車を重大な危険に晒す場合があります。こうした落下物に対し、NEXCO2社が相次ぎ公式Xで注意喚起を行いました。
NEXCO中日本東京支社が2024年7月5日に発信したのは、パトロール車の前方ドライブレコーダー映像(中日本ハイウェイ・パトロール東京提供)です。
脚立を屋根に載せた商用車がパトロールカーを追い越していくと、何の前触れもなしに、商用車の屋根から脚立がポロっと落ちていきました。パトロールカーはすぐにハンドルを左に切って路肩へ停止したものの、2台の後続車は避ける間もなく、そのままのスピードで脚立の間をすり抜けていきました。一歩間違えれば大惨事になったことでしょう。
「万が一、乗り上げ事故が発生した場合、乗り上げた車両だけでなくその破片が飛散して、さらに被害が広がる可能性があります。高速道路に乗る前に積荷の固定、ベルトの緩みなど確認を必ず行ってください」――NEXCO中日本東京支社は映像とともにこう記しています。
NEXCO東日本関東支社が同日に公式Xへ発信したのは、とても大きな“落とし物”の写真です。それは、なんとコインランドリーでよく見かける乾燥機と思しきもの。ここまで大きいと、高速で車両が通過する中で処理するのも一苦労と思われます。
同支社は、「NEXCO東日本管内の高速道路で、年間10万件を超える落下物が処理されています。落下物は、直接大きな事故に繋がり大変危険です」とつづっています。
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