「ここは県道です」船ですけど…? 異色の金ピカ船に大変身したフェリー 城みたいな扉の向こうがスゴすぎた!

静岡県内の清水港と土肥港とを結ぶ駿河湾フェリーは、その船名を「富士」といい、名の通り駿河湾から富士山が眺められます。そして航路は、“富士山”の語呂合わせで県道に指定されています。

海上県道は何号線?

 乗船した第3便は清水港13時25分発。船内に入ると、一般席のエリアには進行方向向け座席と向かい合わせ座席、カーペット座席がありました。柱が黄金に輝き、カーペット席では三つ葉葵の描かれた船と富士山の絵も。同じフロアにはフェリーズカフェも設けられていて、その前は売店です。ここでは静岡の特産品に加え、小判など黄金グッズも見られました。

 フェリーズカフェでは、限定スイーツが扱われていました。富士山のような色をした「駿河湾ジェラートNo223」や「223(ふじさん)ばうむ」を食べましたが、どちらも品質が伴い美味でした。ちなみに「223」は駿河湾フェリーのキーワードで、清水マリンターミナルには「県道223号」の看板がありますし、船内にも同じ看板が設けられています。

 これは静岡県が、駿河湾フェリーを「静岡県道223号清水港土肥線」に認定しているからです。甲板に置かれた国道看板は記念撮影スポットで、晴れた日なら富士山や南アルプス、日本三大松原のひとつである三保松原をバックに記念撮影も可能です。

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フェリーズカフェ(2024年7月、安藤昌季撮影)。

 駿河湾フェリーのグルメはフェリーズカフェだけではありません。屋台「栗田屋」が営業しており、大判焼きの「223焼き」、イカ焼き、海鮮串、タコ焼き、かき氷(夏季)など、屋台グルメが楽しめます。タコ焼きは7種類もあり、目の前で焼いてくれるなど本格的です。

「富士」には、特別設備が2つあります。500円の追加料金が必要な特別室(オーシャンルーム)は、ゆったりとしたソファとリクライニングシートの区画です。入口にカウンターがあり、オリジナルブランドのウェルカムコーヒーがサービスされます。壁面や窓枠が黄金で、とてもゴージャスな雰囲気です。

【写真】シュール! 船上の県道標識

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