令和ちょい前に開通した最新の「酷道」 さすがにマトモでしょ…?→「あの世に一番近い道」でした

長らく不通だった山間部区間が6年前に開通したという国道。新しい道とはいえ、その実態はまさに“酷道”そのものでした。それでもなぜか、道路ファンを惹きつけるのはなぜなのか、実際走ってみました。

結局、抜けるのに何分?

 国道416号の山道に入ってから抜けるまでは約50km前後。そして、ここまでの所要時間は約2時間半。すれ違ったクルマは2台ほどで、同方向を走るクルマも1台見かけました。

 地元外の筆者からすると、どうしてこんな過酷な道が国道として存在するのが謎ですが、この道は元々、1960年代に開かれた福井県側の「福井勝山線」、石川県側の「丸山小松線」がルーツで、別々の県道だったものがそれぞれ国道に昇格したという経緯があります。

 そして前出の通り2018年、それまで車両通行ができなかった2つの路線を、国道416号線としてつなげることができたそうです。この時には「悲願50年」と書かれたのぼり旗も立ち、祝賀ムードに包まれたようです。

 2018年と言えば、わずか6年ほど前のこと。言わば最近の話であり、国道416号の存在意義に疑問を感じ得ない筆者でしたが、この謎具合もまたファンの心を揺さぶるところなのかもしれません。

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福井県と石川県の県境にあたる「新俣峠」付近。道路の先が見えない一方、怪しげな雲が覆っています(2024年、松田義人撮影)。

 ただし、国道416号の県境部は冬季閉鎖されます。開通期間でも、通行する場合は積雪や凍結の恐れがある冬場以外の日中に限った方がよさそうです。また、通行止めの情報なども詳しく調べ、万全の対策と自己責任の上でハンドルを握ってください。本当に気をつけないといけない道路であることは確かです。

【了】

【ひええ~!】もの凄い急勾配であることが分かる“酷道416号”のバンク(写真)

Writer:

1971年、東京都生まれ。編集プロダクション・deco代表。バイク、クルマ、ガジェット、保護犬猫、グルメなど幅広いジャンルで複数のWEBメディアに寄稿中。また、台湾に関する著書、連載複数あり。好きな乗りものはスタイリッシュ系よりも、どこかちょっと足りないような、おもちゃのようなチープ感のあるもの。

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