SF世界が現実に!?「三菱の無人戦闘機」は“脳みそ”搭載します 担当者を直撃したら「使い捨て」もありました

2024年10月に開催された「国際航空宇宙展」で三菱重工が新たな軍用無人機のコンセプト模型を披露しました。しかも2種類。どう違い、特徴は何なのか、担当者に聞きました。

低価格使い捨て型と高性能再利用型

 三菱重工業の担当者によれば、これら無人機には明確な違いがあるといいます。

「『ARMDC-20X』はミサイル技術を転用した機体で、基本的にはミサイルのように使い捨て運用です。ただ、そのぶん大量生産して安く使うことを目標にしています。想定する運用手段は観測がメインで、有人機のセンサーの代わりです。名称の意味は『Affordable Rapid Prototype Missile Drone Concept』の頭文字で、和訳すると『早期に比較的安く提供できるミサイル技術をベースとした無人機のコンセプト』という意味になります」

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ミサイル技術をベースにした使い捨て式の無人機「ARMDC-20X」(布留川 司撮影)。

「ARMDC-20X」の全長は5m程度で、展示された模型が実際の大きさになるそうです。胴体中央付近に小さな主翼があり、後方上部にはエンジン用の空気取り入れ口、後方にはエンジンノズルと外側に傾いた尾翼があります。また、先端下部にはセンサー窓らしき突起物があり、その形状はF-35「ライトニングII」戦闘機の機首下の電子光学センサーによく似ていました。

 使い捨て前提のこの無人機の場合、損耗を無視して偵察を行い、場合によっては撃墜されることで敵の状況を知ることもできるでしょう。レーダーに見えにくいステルス性や、センサーの高性能化した現代の戦場では、この様な使い捨て無人機が戦いを有利に進めるための有効な手段となるのかもしれません。

【ココがキモ!】遠目からじゃわからない、機体下部にある「目と耳」(写真)

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