「トンネルやめます」 横浜郊外の“立派なブツ切れ道路”で計画変更 進捗は依然0%

都市計画道路「恩田元石川線」です。

1年間、特に進捗はなし

Large 20241117 01
恩田元石川線の行き止まり地点。撮影は2023年だが、現在も状況に進捗はない。横浜市青葉区荏子田2丁目付近(大藤碩哉撮影)。

 横浜市の道路局建設部建設課は2024年11月、都市計画道路「恩田元石川線」の元石川地区(青葉区)について、6月から7月にかけ開催した説明会の資料などを公開しました。

 

 恩田元石川線は最終的に、同区の元石川町とすみよし台を結ぶ幅員22m・延長5.86kmの道路となる計画ですが、現時点では同区鉄町(くろがねちょう)から荏子田二丁目までの約2.7kmの開通にとどまっています。特に元石川地区(荏子田二丁目)では、中央分離帯のある2車線道路が突如として行き止まりになっており、そこから北へ410m延伸する計画があるのです。

 資料によると、新道は日吉元石川線へつなげ、その交点は覚永寺交差点(仮称)となる見込み。市は整備効果について、災害時の緊急輸送路の機能強化や地域拠点へのアクセス性の向上などを挙げています。

 また、計画変更があったことも明らかとなりました。行き止まり地点から北、つまり計画のある元石川町方面を見ると、そこは崖になっています。上には尾根道が横切っていますが、新道は当初、トンネルでアンダーパスする予定でした。これを切土擁壁構造(切通し)とするようです。

 市は理由を「事業費が安くなり、施工期間も短くなるため」とし、擁壁の高さは十数mを想定しているとしています。

 ちなみに2024年3月時点の事業進捗率は0%、用地取得率は12%です。契約中の工事もありません。市は質疑応答の際、近隣住民から出た着工時期の質問に対し、「これから用地測量、用地交渉を行う段階であるため、工事に着手する時期は未定です」と回答しています。

【了】

【地図】どこへ延伸? 計画ルートを見る

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス