N700系などの技術を活用 台湾で経済効果を生む日本製在来線特急車両

台湾では日本製の新幹線車両が運転されていますが、在来線でも最新型の日本製車両が活躍中。N700系新幹線などのDNAを受け継いだその車両は現地で好評をもって迎えられ、さらに追加で台湾へ輸出されることになりました。また台湾には、JR九州の車両の「兄弟」も走っています。

ロマンスカーや新幹線で培われた最新技術

 今回、台湾から追加受注されたTEMU2000型の設計最高速度は150km/hで、営業最高速度は140km/hです。

 その大きな特徴である空気バネ式車体傾斜装置は、台車(車輪のある部分)と車体のあいだでクッションの役目を果たしている「空気バネ」を操作することで、車体を最大で2度まで傾けることができます。

 この空気バネ式車体傾斜装置について日本車両は「小田急VSEやN700系新幹線電車等における当社の実績が高い評価を受け」台湾でも採用されたとしています。小田急の看板特急車両である50000形ロマンスカー「VSE」と東海道・山陽新幹線のN700系も同様に空気バネ式車体傾斜装置を搭載しており、日本車両はそれらの車両も製造しています。つまり小田急ロマンスカー「VSE」やN700系新幹線のDNAを受け継いだ車両が台湾を走っている、というわけです。

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TEMU2000型の車内。ドア上部に液晶ディスプレイを備えるほか、一部にはテーブル付きのボックスシートもある(画像:日本車両)。

 台湾ではこのTEMU2000型を使って、「普悠瑪(プユマ)」号という名前の列車が運転されています。主な走行区間は台北近郊の樹林駅と台湾東部の花蓮駅、台東駅とのあいだです。また「普悠瑪」とは台湾東部の原住民の名前で、「団結」といった意味もあり、台湾で行われた一般公募で決定されました。

 日本車両によるとこのTEMU2000型を使った「普悠瑪」号は、台北などから台湾東部への帰省に役立っているほか、観光客が増加するなどの経済効果も出ているそうで、それらは「日本の最新技術が台湾の交通インフラの機能向上に役立っていることの証明」だとしています。また今後も「台湾の鉄道インフラの更なる拡充に寄与するべく活動」していくとのことです。

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1件のコメント

  1. TEMU 2000型(普悠瑪)與TEMU 1000型(太魯閣)比較, 2000型空氣彈簧體傾斜裝置是最大的缺點,傾斜角度不足,過彎G力使旅客非常不舒服(有過彎列車傾斜反應過慢與角度不足的問題),氣墊彈簧壽命後續保養費用的問題,很不適合台灣使用。

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