N700系などの技術を活用 台湾で経済効果を生む日本製在来線特急車両

台湾では日本製の新幹線車両が運転されていますが、在来線でも最新型の日本製車両が活躍中。N700系新幹線などのDNAを受け継いだその車両は現地で好評をもって迎えられ、さらに追加で台湾へ輸出されることになりました。また台湾には、JR九州の車両の「兄弟」も走っています。

九州と台湾で走る特急車両の兄弟

 TEMU2000型の「普悠瑪」号が走る台湾東部には「太魯閣(タロコ)」号という、先述した日立製のTEMU1000型を使った特急列車も運転されています。そしてこのTEMU1000型は、日本を走っているある在来線特急の兄弟車両だったりします。

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兄弟車両の台湾国鉄TEMU1000型(上)とJR九州885系電車(下)(2014年11月、2011年5月、恵 知仁撮影)。

 日本を走っている「兄」は同じく日立が製造し、2000年に営業運転を始めたJR九州の885系電車。特急「かもめ」(博多~長崎)や特急「ソニック」(博多~大分・佐伯)で使用されている車両です。

 このTEMU1000型と、その元になった885系には、「普悠瑪」号に使われるTEMU2000型と同様に車体を傾けて乗り心地を落とさずカーブを高速で通過できる装置が搭載されていますが、「空気バネ式車体傾斜装置」ではなく「制御付き自然振り子装置」という別のシステムを使っています。こうした車体を傾ける装置を備えたTEMU2000型とTEMU1000型は、それを備えない車両より25km/h高い速度でカーブを通過可能です。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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1件のコメント

  1. TEMU 2000型(普悠瑪)與TEMU 1000型(太魯閣)比較, 2000型空氣彈簧體傾斜裝置是最大的缺點,傾斜角度不足,過彎G力使旅客非常不舒服(有過彎列車傾斜反應過慢與角度不足的問題),氣墊彈簧壽命後續保養費用的問題,很不適合台灣使用。

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