秋田の名物駅弁「鶏めし」 立ち往生した寝台特急「トワイライト」乗客を癒す

日本最大の駅弁大会で主役になれるレベル

 その有名駅弁は、「トワイライト」が立ち往生した青森・秋田県境から約20kmの場所にある奥羽本線大館駅の「鶏めし」です。

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奥羽本線大館駅(秋田県大館市)の名物駅弁「鶏めし」。ご飯は秋田県産あきたこまちを使用(画像提供:花善)。

 駅弁で鶏肉を使用したものは多数存在していますが、この秋田県大館市の花善が調整する駅弁「鶏めし」は特に有名。東京・新宿の京王百貨店で開催される日本最大の駅弁大会「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」では2002年、この大館駅の「鶏めし」と鹿児島本線折尾駅(福岡県)の「かしわめし」がバトルする「東西とり対決」がクローズアップされたこともあります。また、全国の駅弁を4000個以上食べたというウェブサイト「駅弁資料館」館長の福岡健一さんは、大館駅の「鶏めし」について「鶏飯駅弁の傑作」といいます。

 「トワイライト」乗客の空腹を救ったのは、そうした駅弁大会で「主役」を張れるクラスの、秋田の有名駅弁でした。普通に「トワイライト」へ乗車したのでは、味わうことのできないこの「鶏めし」。遅延したことに対し「長く乗れてよかった」と思った乗客は、「有名駅弁まで食べられてさらによかった」とも思ったのではないでしょうか。

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