まだ第1段階が終わっただけ 躍進のマツダを支えるスカイアクティブの未来とは

マツダの躍進を支えている「スカイアクティブ」という技術。しかしこのスカイアクティブはまだ第1段階が終わっただけで、第2、第3のプランが控えているといいます。この先、スカイアクティブとマツダはどうなるのか、これによって未来の自動車がどうなるのか、その展望に迫ります。

スカイアクティブで世界初の自動車メーカーに?

 そしてスカイアクティブの行き着くところ、「サードステージ」はハイブリッドなどにも引けを取らない「究極の内燃機関」の開発です。

 その鍵となるのが「HCCI(Homogeneous-Charge Compression Ignition、予混合圧縮着火)」と呼ばれる最新技術で、ディーゼルのように点火プラグなしで自己着火させるもの。実現すれば、通常10前後であるガソリンエンジンの圧縮比が18という驚異的な数字になり、超希薄燃焼化によって燃料をかなり薄くできるため、マツダの発表では現在のスカイアクティブエンジンからなんと30%も燃費がアップするといいます。

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2月16日に機械振興協会会長賞を受賞した高効率トランスミッション「スカイアクティブドライブ」(画像提供:マツダ)。

 そう聞くと驚いてしまいますが、よく考えればこうした燃費向上の取り組みは、従来の延長線上にある技術ということにも気がつきます。HCCIはドイツ勢も含め他メーカーも研究している最新技術なのですが、マツダは内燃機関のポテンシャルを改めて見つめ直す「スカイアクティブ」によって先んじているといえますし、世界で初めて実用化してもおかしくないことがわかります。

 まだ道は始まったばかりと、口を揃えて言うマツダの技術者たち。これからの進化も楽しみです。

【了】

Writer:

ファッション誌から自動車専門誌編集部を経て独立。新車はもちろんのこと、メンテナンスや旧車なども得意ジャンル。モットーは「壊れたら自分で直す」で、愛車は20年以上連れ添ったFIAT500など。FIATひと筋のFIATバカ一代。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

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コメント

1件のコメント

  1. マツダには頑張って欲しいですね。ロータリーエンジンの復活は…もうあんまり意味がないですかね?

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