子供たち乗せ特別列車「幻のホーム」へ 東京メトロ

東京メトロ銀座線の車両を使って、中野車両基地から丸ノ内線を経由し、銀座線新橋駅の「幻のホーム」まで走るという珍しい列車が運転されました。同社が開催した「ラッピング車両デザインコンテスト」に伴うもので、受賞した子供たちはもちろん、珍しい場所から珍しい場所への旅に同乗の保護者も楽しんでいたようです。

きょとんとする丸ノ内線の人々

 東京メトロの「ラッピング車両デザインコンテスト」は、2014年10月1日から11月24日まで全国の小学生から作品の募集が行われ、912作品のうち34作品が受賞。うち2作品がグランプリ、4作品が準グランプリに選ばれました。

 このグランプリ2作品を両先頭車に、準グランプリ4作品を中間の4両にラッピングした1000系電車が1編成、3月1日から5月31日まで銀座線で運行されます。

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列車発車前に中野車両基地で行われた記念撮影(2015年3月1日、恵 知仁撮影)。

 ちなみにこの珍しい列車が運転された当日はまず、中野車両基地で表彰式や記念撮影が行われ、東京メトロの奥社長や職員の方々が並んで見送るなか列車が発車。中野富士見町駅付近で丸ノ内線の方南町支線に進入して中野坂上、新宿と、丸ノ内線を銀座線のオレンジ色の列車が走っていきました。丸ノ内線内の途中駅では、この列車を見てきょとんとしている人が少なくなかったほか、指を差して驚いている人の姿もありました。

 そして銀座線と線路がつながっている赤坂見附駅に停車し、運転士が交代。銀座線に入り「幻のホーム」へ到着して終了、という流れでした。車内ではクイズ大会も行われ、「『地下鉄博物館』最寄駅は西葛西駅である。○か×か」という、ちょっと迷いを誘うような問題も。ちなみに正解は葛西駅なので、「×」です。

【了】

Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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